「認められたいの正体」 山竹 伸二 著 講談社現代新書

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「認められたいの正体」 山竹 伸二 著 講談社現代新書
旅行中の空港で読みました。
承認の時代について。お金より価値、承認を重んじる時代になった。
P8 この本の核である文頭
現代は承認への不安に満ちた時代である。
自分の考えに自信がなく絶えず誰かに認められたいなければ不安で仕方がない。
ほんの少し批判されただけでも、自分の全存在が否定されたかのように絶望してしまう、
そんな人間であふれているのが現代である。
家族であってもお互いに本当の自分をさらけ出すことがなく
「空虚な承認ゲーム」をしている。
P34
人間は自分の感情や思考を自由に表出することと、自由に行動することを抑制し、
身近な人々の承認を維持するために、彼らに同調してしまいやすい。
自由と承認の葛藤はいまや、「個人の自由」と『社会の承認」の葛藤ではなく、
「個人の自由」と「身近な人々の承認」になっている。
いま、コミュニケーション能力が重要になり、「空虚な承認ゲーム」が蔓延しているのは
社会共有の価値観を基盤とした「社会の承認」が不確実なものとなり
コミュニケーションを介した「身近な人間の承認」の重要性が増している。
P40 人間は自分を抑制できない。
アイヒマンの実験。
人間が権威に服従する心理を調査。どこまで抑制せずにできるかという実験だが
世界各国で行われて、1000人を対象にされたが、どの国でも6割近くの
ひとが抑制できずに簡単に権威に服従してしまうデータが得られた。
P46 有名なマズローの欲求
1、生理的欲求
2、安全欲求の下位の欲求がみたされれば
3、所属と愛情の欲求や
4、尊敬と承認の欲求がつよくなる。
5、それも満たされれば自己実現の欲求となる
P60 3大承認
完全に区別することは難しいが、基本的に下記の承認を欲している
「親和的他者」愛と信頼の関係にある他者 家族、親友、恋人→親和的承認
「集団的他者」集団的役割関係にある他者(学校の級友、職場の同僚)→集団的承認
「一般的他者」社会的関係にある他者一般のの表象 一般的承認
P79 アウシュビッツにおける人間像
「生きる意味を失い、自殺するもの、無感動になった人が大勢いる中で
そのなかでも、自由を求めて、他人に優しくするものがいた」
これが生きる意味もさることながら「自由」というものだろう。
「他人にために役に立っている」という確信をもてる。
P106 空虚な承認ゲーム
「一般的な他者の視点」が弱ければ公正な価値判断ができないし、
仮にできたとしても誰かに賛同を得られなければ自身がもてない。
その判断を誰かに否定されれば、一気にその確信は揺らいでしまうのだ。
そのために、周囲の承認なくして自分の存在価値を確保することは難しい。
中学生、高校生が同級生の視線を過剰に意識し、仲間の言動に同調し
がちなのはこのためだ。集団の偏った価値観やルールを破る事ができず、
くだらないと思ってもやめられないし、間違えていると思ってもやってしまう。
P 116 歪んだ承認関係
言動不一致の親の場合子どもに強い承認の不安を与え、なおかつ親の承認への
執着から抜け出せなくなってしまう可能性が高い。
P131 「認められたい」承認の普遍性
「人間が人間であることは、彼が自己の人間的欲望に基づき自己の(動物的)生命を
危険にさらさなければ「証明」されない。」
古来人間は名誉のために死を賭した戦いを幾度も繰り返してきた。
それこそまさに、承認欲望が時代を超えた普遍性をもつ証であろう。
現代社会においての不安や苦悩は
近代以降、社会共通の価値観への信頼が徐々に失われていることに深い関係があるだろう。
「近代において生じたのは承認のニードではなく、承認を求めても手に入れられない事がありうる」
P151 日本社会の変貌
日本は現在豊かな社会が実現して自由な生き方が可能になっているが
その反面、相対主義とニヒリズムが広まっている。
それは長い目で見れば、明治以降の近代化によるものだが、
より直接的な影響を受けているという点では、高度経済成長を挙げる事ができる。
戦後はマルクス主義と戦後民主主義が知識人の新しい価値観になった。
その一方、頑張って勉強して、いい大学にはいれば豊かな生活をおくれるという
神話があった。
しかし、1970年代半ばに大きく状況は変化する。
高度経済成長の時代が終わり、憧れていた豊かな生活が実現するようになったからだ。
生活が豊かになれば社会を変革する必要性はかんじなくなってしまう。
それに加えて連合赤軍のリンチ事件や浅間山荘事件などでマルクス主義に失望する。
P162
現代の先進資本主義諸国では、社会共通の価値観がゆらぎ、相対主義が広まっている。
それに伴い、『個人の自由』と葛藤する対象は「社会の承認」から「身近なひとの承認」へと移行
しつつある。それは、絶対的な価値判断の基盤を失い、何をすれば価値があること
なのかがわからなくなり、生きる意味が見出せなくなった人が増えている。
P166 うつ病の変遷
1960年代にうつ病になりやすい人は几帳面でまじめな人が多かった。
しかし、最近の新うつ病
になりやすい人は「若者に多く、自己中心的で自分にとって好きなことがあると
元気になり、都合が悪い事があると調子がわるくなるという気分反応性がみられ
自責感が乏しく、他罰的」

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ニュージーランド 日本人 建築会社 ジャパンホームズ 代表 岡部 雅彦
新築、増築、改築、から不動産投資、ランドスケープまで住宅に関することは
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Author

岡部 正彦Japan homes Directer
Born in Japan in 1973. At University I learned Japanese History.

After graduation, I worked at a major Dental material company as a top salesman. In 2002 I firstly set my foot on land in New Zealand, and have started to engage in NZ Construction firm since 2004. From the 8 years' experiences at construction sites and sales experiences in Japan, I devote myself to satisfy customers from consultation to construction and after care services.

Within the first 4 years after the foundation, half of Japan Homes' customers were similar ages of mine. So that their life environment such as a number of children were also similar to mine therefore I was able to understand the customers' situations and wants more. Meanwhile there are also many customers of my father's generation, which is always appreciated because I can learn lots of good things from them.

We try our best to provide services that you satisfy, such as schedule, quality and after care service.

"I can trust you with any projects." "You are the man who I can rely on when I am in trouble." I enjoy working to get these words more times and to create as more smiles as possible.

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