「持っている人」が持っている共通点 小笹 芳央 著 幻冬舎
2章 持っていない人になるからくり
P49 自分は何もしないのに、他人の成功を妬む
人の努力には見向きもせずに、陰口悪口の吹聴にまい進する。
P52困難な状況を予測しようとしない。
渋滞や、他人からの迷惑を予測して、それに対応する。
P54 自分でいったことに責任をもてない
「お任せ」といったらその責任は任せた本人にくる。
P57 過去を断ち切れない。
フラれたら「次行け、次!!」
P66 失敗から学ぼうとしない。
これが俺のやり方といって一向に変えない。
3章 持っている人は物事を分けて考えている
P82 浅田真央、斉藤祐樹、石川遼選手などとにかく、
自分の100%を出し切ることだけに集中して、ライバルがどうなのといちいち気にしない。
他人に振り回されて、本来の自分を出せないケースが多いために、本来の自分に意識を集中させることが重要であり、試合当日に細かいことや、結果をあまり気にしない。
P89 井岡選手のインタビュー
「怖い気持ちもあるけれども、それを乗り越えてこその世界チャンピオンやろ」
怖い気持ちを乗り越えないと、何事も達成できない。
P91 怒りや不安に振り回されると大事なチャンスを失う。
P95 宮里藍選手のインタビュー
「細部にこだわるのは練習場だけ、それを試合に持ち込んではいけない。いま、この瞬間に気持ちを
集中するだけ」
P103 変えられるものと変えられないもの
>変えられるもの
自分、思考・行動、未来
>変えられないもの
他人、感情、過去
4章 他人、感情、過去は変えられないのか?
P121ピンチをチャンスに変えることば「ちょうど良かった」
どんなことがおきても「ちょうど良かった」のこの言葉
P125 挫折の過去が自分を強くする。
安藤美姫、本田圭介選手たちもみんな挫折をばねにしている。
5章 「持っている人」の世界観
P134 不確実な世界に生きる勝負師
P139 この世は関係の網の目で出来上がっている
そのために、縁を大切に。そして、みんなが繋がっている。
P143 「持っている人」の仕事術
>難航不落の営業先を落とす。
店先でお店の同行を観察して、どのように相手に役に立つかを研究。
>成績をクリアすると旅にでる
旅先より色々な情報を得意先におくり、また、得意先が興味を引くような話題を持ってくる。
そして、また、話が上手くいくようになる。
一見あそんでいるようだが、しっかりと斬新で新鮮な情報を発信している。
6章 持っている人の正体
P155 信頼残高は大きい。
網の目の人間関係の中で、色々な信頼を貯めている。
P157 信頼残高は「約束」と「実行」によってのみ増える
やはりどのくらい相手の立場になって小さな手助けを迅速にできるか。
べつに大きなことをやる必要は無い。
P159 持っている人は自立している
P162 持っている人は「謙虚さ」が芽生えるメカニズム
努力すれば必ず報われるのを知っています。
しかし、その一方で「とはいえ、最後はどういう結果になるかはわからない」と
考えているのも事実。
だからこそ、持っている人は謙虚です。
99%は自分の努力でどうでもできるが、1%は不確実な部分がのこることを知っている。
P164 会社員であっても、常に自分株式会社を意識している。
P167 持っている人は世界、関係の網の目を持っている。
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