もし高校野球のマネージャーがドラッガー「マネージメント」を呼んだら ダイヤモンド社 岩崎夏海 著
知人よりお借りしました。
野球キチガイだったので本当に楽しめて読めました。
ジャパンホームズに当てはめてみましたが、最後のほうはエンターテイメントのうまさと野球が好きだということ、
も重なり、ぼろぼろ泣きながら読みました。野球好きで経営に興味がある方には本当にお勧めいたします。
ドラッガーの本の抜粋部分が非常に興味があるので、そこを抜粋します。
・マネージャーの素質は 能力よりも真摯さ
>>能力よりも人格性ということでしょうか?今、ちょうど聞いている現場力でも同じことがあり、
人格は本当に何においても、大切です。
35P企業の目的と使命を定義するとき、出発点は1つしかない。顧客である。
顧客によって、事業は定義される。事業は財務内容などではなく、顧客がいかに満足するかによって定義される。
>>事業を明確化する。自分たちの使命を誰にも分かるように定義する。ジャパンホームズもやはり
顧客満足を最優先して考える。逆に満足していただけないようなお客様とは接点がもてないだろう。
52Pちなみに野球部にたとえると顧客満足になると、感動を与えるプレーをすること。
顧客には、観衆、学校関係、家族、そして自分がはいる。
>>納得。のびのびしている高校野球はしているほうも見ているほうも楽しい。
思い出すのは松井の甲子園最後の試合での5打席連続敬遠かな。メガホンが投げ込まれた試合は
高校野球史上ないとか言われている。。。
58P 企業は2つの基本機能を持つ。
マーケティングとイノベーション。
我々が何を売りたいのかではなく、顧客は何を求めているのか?
我々が何をできるのかではなく、顧客が求めているサービスは何か?を考え常に顧客を想像し、革新をおこす。
>>この本では、「送りバントとボール球を打たせる」を辞めることにより革新を起こした。
ジャパンホームズでは、常識を覆すことを常に意識してより顧客が満足できることを常に作り出す。
P90 仕事には働きがいが必要。
生産的な仕事
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継続学習が不可欠
>>
利益の出せる仕事をし、お客様に感謝されること。最近は水漏れ、雨漏りを完治させて本当に喜んでいいただいているので
こちらも働き甲斐を感じる。そして、そこから、「どのくらいの時間をどのようにつかったのか?無駄はなかったのかなど、
学習をもっと強化していく。
P92 専門家は相手が理解しなければ価値がない。
>>最近かなり意識してます。年齢や人種に関係なくだれでも1度でわかるように説明できるように。
P119
>>成長には準備が必要。いつ機会が訪れるかは予測不能。準備がないと、対応できず機会は他所へ行く。
P144
イノベーション
古いものを捨てる。そして、貴重な人材資源を新しいものに当てることができる。
>>現在、営業を増やし、もっと、顧客の要望をPCなどを使い、速く、簡単に分かりやすいように変革している。
そして、それはイノベーションではないのでもっと、斬新的なことを自分はしていく。
P171
マネジメントの正当性
1人の強みを生産的なものにする。これが組織の目的である。組織とは1人の人間に対し社会にたいし、何らかの貢献行わせる
ことにより、自己実現させるための手段である。
>>おこがましいが、工事をさせていただいたお客様にはよく感謝される。
それは、社員、協力会社、すべてが協力し納得のいくものを創りあげたときにのみ起こるので
もっと、自分にも、そして、社員、協力会社にもいかに自分たちが社会に貢献しているかを認識できるように
工夫する。
P175
あらゆる組織が事なかれ主義の誘惑にさらされる。
だが組織の健全さとは高度の基準の要求である。自己管理能力が必要とされる。
成果とは何かを理解しなければならない。成果とは100%できるものを言うのではない。
それは、低い目標しか設定していないから、100%の曲芸なのである。むしろできる人ほど、失敗が多い人ほど
有能な人が多い。優れているから新しいことを試みる。
P176
トップマネジメントのメンバーは厳しい基準が必要である。
1、トップマネジメントのメンバーはその分野で最終決定権を持っている。
2、トップマネジメントのメンバーは他の分野の決定をしてはならない。
3、トップマネジメントのメンバーは仲良くする必要はない。尊敬する必要も無い。もちろんけなしてもならないし、
むしと褒めあったりもしないほうが良い。
4、トップマネジメント委員会ではない。チームである。チームにはキャプテンが必要である。ボスではなく、キャプテン。
>>今後、営業、現場、後方支援の部門に分けるよていであるので、これらのことを肝に銘じて実行に移していく。
P178
市場において目指すべき地位は、最大ではなく最適である。
>>常に出てきている。専門性の特化。大きくなると弊害も出る。身の丈にあった手法をとる。
P181
真摯さを絶対視して始めてまともな組織になる。
真摯さは簡単には身に付かない。
とくに、部下にたいしては真摯でなくてはならない。
>>顧客、社員、協力会社、そして、もちろん家族に対しても真摯でなければならない。
P182
マネージャーたるもの、明確な目標が必要である。目標が無ければ混乱する。そして、部門がもちいる成果を明確にする。
他の部門の目標達成のたすけとなる貢献を明確にしなければならない。
>>会社、各部、各自に明確な目標を決める。
P184
この本の最終抜粋
「立つべき場所を得る。」選択と集中。
>>説明の必要なし。器用貧乏にならない。選択と集中。
価格よりも
日本人のサービスを求めている顧客へサービスを提供。
時間どおり、
礼儀やマナー
適切なこまかなアドバイス
サービスに対する責任感
先人の日本人が作り上げていただいた日本人ブランドをふんだんに活用していくべきである。
おわり
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ニュージーランド 日本人 建築会社 ジャパンホームズ 代表 岡部 雅彦
新築、増築、改築、から不動産投資、ランドスケープまで住宅に関することは
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