クライストチャーチ2回目視察
下記の方々とお会いした。
・MISSION(教会)。
責任者の方とお話持つ機会ができた。
彼曰く、
「地震の影響でホームレスの人達はそもそも家がないので全く問題がないのではないか?」
といわれているが、実際は、色々な分野の貧困層があり地震後その人達の生活は
より大変になったということ。
教会の施設も、地震で崩壊してしまいより寒いクライストチャーチの環境下で苦しんでいる
人が多いとのこと。そのために、
「協会側が土地を提供するので、建物を寄付してくれる団体を紹介して欲しい」といわれた。
金額が1ミリオン近くになるプロジェクトのために、どのように1ミリオンを寄付してくれるひとを
探せばいいのか困惑してしまった。
建物の主目的は女性用宿泊施設である。現在女性専用の宿泊施設はなく、しかも
女性の場合は子供をつれている場合も多く、子供への影響も考えるとよりできるだけ早く
施設を建てなければならない。
・弁護士と会う
南島で1番大きいといわれている弁護士事務所LEAN NEAVEのMARK WILLIAM
と面会をさせてもらった。クライストチャーチ復興メンバーである彼は今後のクライストチャーチに
ついて色々と力強い発言をしてくれた。
今後は、クライストチャーチ復興へ向けて
純粋に投資目的としても10%を超える利率でリターンを期待できるとのこと。
・Kauapoi RED ZONEのこと
KauapoiクライストチャーチCBDより、車で20分ほど北上した場所だが、そこにもRED ZONE
があり、そこの人達も政府の援助のもと移動をいなければならない。
しかsながら、このKAUPOIに限ったことではないが、クライストチャーチが好きな人は
日本人以上に先祖代々の場所にこだわるのではないかと思う。
そのために、クライストチャーチに見切りをつけて出て行く人。
しかし、クライストチャーチが好きで戻ってくる人などがいるとのことで、
ニュージーランド2番目の都市は力強いものだと感じた。
・地震があったが、気づかない
現地に訪れれる1週間前、また、前日にマグニチュード5の地震があったようだが、
それほどの混乱は起こらなかった。
また、訪れていた2日目の朝にマグニチュード4の地震があったが、全然気づかなかった。
正直、2年間も余震が続くと、町の人達は慣れてきてしまい、だんだんと日本化してきているみたいだ。
その土地、土地に良い面、悪い面があるために美味く付き合っていかなければならないのか。
・安いときに建てて、高いときに売った現実
ジャパンホームズのオークランドのお客様でクライストチャーチで健康食品の輸出ビジネスを
しているという人を紹介をしてもらった。
3年半前にビルを建設をして、その際は、ビルダーに仕事がなくかなり安い価格で建設費を抑える
事ができたとのこと。また、その場所は地震前はあまり価格帯が高い場所ではなかったが、
地震の影響により圧倒的に商業物件の不足してしまい、数段に価格が値上がりしてしまった。
彼と、食事をしたり、話をして思うことだが、
「他人の役に立とうとしていること、明るく、礼儀正しい。
また、常に将来と今の繋がりを考える事など、いわゆる成功者といわれている人の素質が
多いと思いました。
・RED ZONEに入ったこと
CERA(Canterbury Earthquake Recovery Authority )
のマネージャのBOBさんと連絡をとり1時間ほど中を案内してもらい、大聖堂を真横で見た。
多くのビルが取り壊しを待っている状態で、大聖堂の近くのビルは「アスベスト」を使っていることもあり
取り壊しに1年以上かかるとのこと、CBD中心地の復興は大聖堂を含めて復興の速度が
住民の期待と照らし合わせても遅れているのが現状である。
本当に映画のセットの中をあるいているような気持ちと、すごく悲しくなってしまった。
・出店でいろいろと頑張っていること
物件が不足している状況がつづいていて、多くの方が出店(でみせ)で頑張っている。
なんか、恵まれていて状態にあるオークランドにいる自分は贅沢だ。
商業物件の復興もまた、重要。
>>>
ニュージーランド 日本人 建築会社 ジャパンホームズ 代表 岡部 雅彦
新築、増築、改築、から不動産投資、ランドスケープまで住宅に関することは
お気軽にお尋ねくださいませ
Comments