2014年4月のニュージーランド不動産は少し忙しい動きを見せたようだ。ニュージーランド不動産研究所の発表によると、去年の4月に比べて、住宅の販売個数は20.2%の下落をみせた。また、平均価格帯も1.8%の下落をみせて価格は$432,250となったようだ。
オークランドを見てみると、販売個数は21%の下落、平均価格帯は$637,000から$611,000-と下落した。4月はイースターホリデーと重なるために季節指数で毎年下落を示す傾向があるが、去年の4月と比較しても下がっているのはなぜか?
ニュージーランド不動産研究所のチーフエクゼクティブのヘレンによると、去年、10月から施行されたLVR法案(20%の頭金が必要)の影響で特に、40万ドル以下の物件の販売個数が去年の4月に比べて31.6%も下がったことが原因であるとみている。
もっとも活発な層での販売の不振、またもっとも持家を持ってほしい層でもあるのに持家をもてないという結果。そのため、政府が先日、LVRは今年限りで廃止になる可能性が高いなどの発表も納得できる。
皮肉なことに1ミリオンを超える物件は好調というデータもでている。VRの目的はいったい何だったのかと考えさせられる。これらのやり方をみて、やはり思うことは、多くのエコノミストが予測している通り、2016年までは、値下がりをしづらい固い場所で付加価値を付けた固いやり方をしていればニュージーランド不動産投資では利益を上げることが可能であろう。
参照元
http://www.interest.co.nz/property/69857/reinz-says-house-sales-volumes-slumped-202-april-compared-year-ago-median-price-down-
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