プレイングマネージャーの教科書 田島弓子 著 ダイヤモンド社
やりたくない、自信がない、やる気が無い「3ない、管理職ほど成果が出せる」
プレイングマネージャー=成績(自分のノルマ)と管理職業務を与えられ職
部下の管理もしながら、自分の数字も達成しなければならない管理職
プレイングマネージャー=コミュニケーション能力
天才より、普通の人のほうが普通の部下がついてこれる。
P9 失敗するケースのコミュニケーション
管理者が
日常業務で忙殺
→コミュニケーションは後回し
→職場の雰囲気が停滞
→仕事が思わぬところで停止したり、部下とのトラブルが発生する。
→ますます、業務が増える
という方程式が存在する。そのために、コミュニケーションを大切にする。
P40 コミュニケーションも仕組み化できる
1、すぐに使えるメソッドを繰り替えし活用。
2、有効だったコミュニケーションを仕組み化する
3、コミュニケーションをタスクとして可視化し、日常業務へ取り入れる。
P53 最強のコミュニケーションステップ
1、根回し プロジェクトの成否を決めるのは、根回し。
2、突破口になる 特攻隊になる
3、情報を共有する 全員と情報を共有することにより、一体感ができ、精度もあがる。
4、筋道をつけて場回し完了
色々な世代の人を付き合える能力、そこのギャップなどを埋めれる能力。
P68 良い話?悪い話?
部下が言いずらそうな時は、こちらより、
「良い話?悪い話?」と何気ない1言を言う。
それが、非常に相手にとっては大切。
カラッと聞いてあげること、そして、悪い話ほど、早めに処理する。
そのことを、部下にも理解してもらう。
P70 お客様のことを1番知っているのはあなただからね。
色々とトラブルがあっても、この最強の1言。
「お客様のことを1番知っているのはあなただからね。」
それでも、困っている部下には
「では、答えは私が判断するから、そのために、必要なお客様の情報を集めてきて欲しい。
あんただけが持っている情報であれば、より的確に判断できるから。」
こういう経緯で やる気と主体性を持たせる。
P70 「どうしてお客様はウンと言ってくれたの?」
部下に手柄を披露させ、成功プロセスを評価する。
「どうしてお客様はウンと言ってくれたの?」
この言葉には、普通の人には見えない、成功までの本人の努力をさりげなく聞くという
意味が含まれていて重要。
そして、1つづつ、相槌をうち、一緒に評価する。
単なるラッキーで良い成績を収めたものと区別できる機能もある。
そして、論理的に一緒に考えられているので、次のハードルアップも必ず成功できるという
裏づけを正当化させる機能もある。
P74 目をきらきらさせながら「うん、それ面白いね、それで?」
コミュニケーション=ビジネススキルである以上、相手から色々なものを引き出すことを心がける。
とにかく、前のめりになり、相槌を打ち、相手の話をもっと聞きたいという表現をする。
P82 「ごめんちょっと、5分集合」で情報を垂れ流しして、部下に仕事を任せる。
部下に情報を垂れ流す。そうすることで、より重要な仕事に関われていると思える。
そして、その重要な情報ほど部下に早く伝えると、より信頼をされていると感じる。
仕事に対する、当事者意識が高まる。
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