先週は改築概算見積もりと大型工事2件の最終に追われてます。
1、学校改修工事
GIBプラスター、ペイント、化学実験室のキャビネット、防火GIBなど本当にめまぐるしい
1日が過ぎていきます。そして、日曜日も敢行して動いているために皆さんの疲労も
かなりたまっていると思います。
計画を立てるのも複雑な作業ですが、実際に計画をそのとおり実行するのはもっと大変です。
ニュージーランドに限らず、計画を計画通りにするには、
基本的にはそれまでの経験より、
各業者の能力を判断し、作業可能な日程、金額、品質を管理しなければなりません。
そして、なによりも大切なのはやはり「相手を思いやる気持ち」が大切なのは
言うまでもないでしょう。とにかく、自分、自分、自分ではなく、
相手が気持ちよくなるように、日程、現場環境、状況確認、等を日々意識して
行うことが大切であるとつくづく気づきました。
きっちり、きっちりする日本人が管理をすると上手くいくかというと、
各業者の文化や思想が違うので上手くいきません。
恐怖政治のようにとにかく、お金、処罰、だけでやればうまくいくかも
しれませんが、、、、
2、改築概算見積もりと特殊な流れ
1件は50年以上の古い家の増築工事。
総面積は1Fと2F合わせて、40m2になります。
第3段階にわけで予算が350,000ドルということで設定をしました。
1回目は150、000ドルで増築工事をする
2回目は100,000ドルで部分的改装工事と構造をいじる作業
3回目は100,000ドルで最終仕上げ工事をする。
成績がよければ、ボーナスがでるのでそのつど入った時点で
UPGRADEしていくという流れで工事はできないかといわれました。
まったくこちらはかまいませんが、
考えられる注意されるべき点は
ビルディングコンセントが毎回必要にならないように注意する。
小さい拡張工事ほど平米単価は高くなってしまう。
毎回ごとに全業者が戻ってこなければならないために、割高。
工事と工事がぶつかる部分の仕上げのグレー的エリア
実際に工事を始めてみると、次のステージ作業必須の事象がでる。
簡潔にその状態では気持ちがよくないのでは?
などなどを伝えました。
これまでも、「最終完了までに10年以上かかっています」という家も見てきました。
すべてKIWIが旦那様だったりという家族構成で工事が途中で
2,3年が過ぎてもあまり気になさらないでしょう。
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