初回住宅購入は遠隔地がいいのか?
- Tony Liu
- Jun 30, 2014
- 3 min read
1) 初回住宅購入は遠隔地域で
初回住宅購入者たちはオークランドで賃貸住宅に住み、より賄える価格帯の住宅がある市のはずれ等に投資用物件を購入することを選択している
NZの不動産投資家連盟の役員Andrew King氏は、安価な賃貸物件を購入することは流行りつつある傾向だという。物件に対する住宅ローンの支払と賃貸料を比較すると、経済的に理にかなっているからだ。「理想的なライフスタイルを送りつつ、同時に不動産市場に入れるという意味で良い戦略である。」ハミルトンを拠点とする不動産業者LodgeのマネージングダイレクターJeremy O’Rourke氏によると、より良い利回りが期待できる不動産を探しにハミルトンに来るオークランド人が増えてきているという。
ポンソンビーやマウントイーデンのような場所にある物件の利回りは極めて低いため、そういった場所では物件を賃貸し、その代わりに自身でも貸出できる物件を購入する、ということである。これによってインナーシティーで物件を購入するよりも2倍程高い利回りを得ることができる場合もある。
セントラルオークランドの不動産物件は平均して3パーセントの利回りを得ることができ、最新のQuotable Valueの数字によると、その価格帯は$600,000から$1.5 millionである。
Glenfield, Ranui, Henderson, Glen Eden, Otahuhu, Papatoetoe, Manukau, Manurewa ,Papakuraといったオークランドの地域であれば、もし自身で不動産の管理をするならばまだ購入しやすい。そうでなければ、HamiltonやRotorua ,Whangareiが$300,000 から $400,000程の価格帯で住宅を探している人にとっては良い選択肢である。
Harcourts Hamilton支店のダイレクターBrian King氏によると、過去6か月の間に、オークランドの投資家たちからの関心が増えてきており、オンラインでも多くの質問を受けているという。そういった適切な不動産がオークションに出される際には必ずオークランド人が参加しているそうだ。「オークランドが過熱していくにつれて、ハミルトンがより賄いやすく見えるのだろう。」
オークランドに住むオペレーションマネージャーのStephanie Parkinson氏は、彼女が今住んでいるGrey Lynnにある$1.6 millionの賃貸住宅を購入することなんてとてもじゃないが出来ないと言う。そのため彼女はアドバイスに従って安価な不動産に投資することにしたそうだ。
そして彼女は4ベッドルーム、2バスルームのある住宅を$435,000でPokenoに購入した。そして購入後に週$450の価格で賃貸することで、彼女がオークランドに住む住宅を購入する土台となるのである。
「今私が住んでいるような住宅を購入することなんてできるわけがない。私の手には全く届かない額だし、実現可能だとは思えない。」
Real Estate Institute of New ZealandのチーフエグゼクティブHelen O’Sullivan氏は、市の中心部でフラットをシェアする環境に満足できる人なら特に、自身が賄える地域に住宅を購入することはとても理に適っていると言う。「手の届く地域で住宅を購入するほうが、住みたい地域で賄おうとするよりもよっぽどいい。」
筆者見解>
まず、初めるならやはり近隣の方がストレスが少なく始められると考えます。工事、清掃業者や管理会社などとの折衝をや、ペイントなどの作業で少しでも経費削減を目指すなら自分が手の届くところで始めることが最善だと思います。また、値下がりが始まった時には新興住宅地から始まり、価格が安いエリアとなってくるため、それに対する備えも必要。
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