14/12/2011 今週の現場
1)新築か、改装かで悩む物件例
既存に家があり、大幅な改築を考えているお客様。
2年ほど前にお客様の構想より、概算で改装費用を算出しました。
そうすると、かなり大掛かりになる為に、
「これなら、新築したほうがいいのではないか?」ということで
新築にした場合の費用も算出しました。
その後、設計の段階にはいる過程で、お客様の知人にドラフトマン(設計を手伝う人)がいるという
ことで自分は、その設計、ビルディングコンセント取得までは
「基本的に関与しなくてよい」と言われましたので、通常は関与しますが、
しませんでした。
その後、2年後にお客様より電話があり
「ドラフトマンと連絡が取れないので、どうにかして欲しい」との事でした。
自分がお客様の使っていたドラフトマンに連絡をして、
どうにか、すべての情報を引き出す事ができ、彼は「申請は簡単に出来るといっていました。」
お客様も「あと、少しでビルディングコンセント申請に入れるもの」
という理解をされていました。
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その後、自分が提携しているドラフトマンが確認をしたところ、
以前のドラフトマンの資料を
ネット上で検索できる情報からだけでも
数多くの問題点を確認されました。
そして、確証を得るために、市役所のタウンプラナーとの面談をしました。
そこでは、もし、新築をする場合にはかなりの難問をクリアする必要があると判明しました。
主になるのが、神経質な近隣の方からの同意書を得る必要があり、
お客様いわく、「それは、絶対に無理」と
今までの隣人との付き合い上から言われており、
逆にお客様からは、
「建築基準法以内の方法で計画を立て、
近隣の同意書(リソースコンセント)を必要としない計画案作成
かつ予想される、設計、役所費用、工事費用、その他費用を含む概算費用をを出し、
勿論ながら、お客様の予算以内で工事を完了する」
という素晴らしいミッションをいただけました。
次より問題点を整理したいと思います。よく起こる現象のために今後、改築、新築を
お考えの方にはお役にたつ情報だと思います。
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ニュージーランド 日本人 建築会社 ジャパンホームズ 代表 岡部 雅彦
新築、増築、改築、から不動産投資、ランドスケープまで住宅に関することは
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