ヘッドライン翻訳(10月24日)
1) Auckland Home valuations increase 33pct(10月19日)
オークランドの過熱した住宅市場では、カウンシルによる住宅価格査定が過去3年間で33パーセントの上昇という結果を引き起こした。OtahuhuやOtaraといった貧困層の高い地域でさえ、3分の一以上の上昇率となっている。オークランドカウンシルは今日、3年ぶりとなるCVの再査定を発表した。
238の地域のうち、一桁数の上昇率であったのはわずか7地域であり、一方最も高い上昇率となったのは開発中のHobsonville で、その値はなんと65 パーセントであった。平均33パーセントの上昇率は予測されていたと査定人のPeter McKay氏は述べている。Barfoot and ThompsonのPeter Barfoot氏は、この平均値は“恐ろしい“ものだという。「最終的に住宅価格を押し上げている理由は、人々がそれでも支払う準備があるという事実である。」と言った。同社の統計によると、オークランドの住宅価格は最高記録に達しているという。
カウンシルは525,000軒以上の不動産の再査定を行ったが、もし資産税が顕著に上がることになれば、多くの人が査定の見直しを求める可能性がある。
Auckland suburban capital valuation rises:
· Hobsonville 65 percent
· Point England 62 percent
· New Windsor 58 percent
· Remuera 40 percent
· Otahuhu 36 percent
· Otara 35 percent
· Great Barrier Island fell 9 percent
· Kawau Island 14 fell percent.
2) Auckland Council: Rates will only rise 2.5pct(10月19日)
オークランドカウンシルは、資産税が最新のCVの上昇のような値で引き上げられることはないと想定している。今回の査定価格の平均上昇率は33パーセントだが、Mangere Bridgeでは50パーセント以上の上昇となった。「需要が高く、人々は不動産を購入したいため、それなりの価格を支払う準備ができている。そのサイクルで価格は高騰していくばかりだ。」近頃では$700,000あたりで売却される住宅が多い。南オークランドの地域はもはや若い世代が住宅を購入するには高すぎるようになってきている。
今回Hobsonvilleが最も高い上昇率で65パーセントとなり、続いてPoint Englandが62パーセント、そしてNew Windsorが58パーセントであった。市長のLen Brown氏は、資産税の上昇率は平均で2.5パーセントになると想定しているが、急成長しているHobsonvilleなどでは更に高い値になるであろう。
3) Annual net migration climbs to record(10月21日)
ニュージーランドの年間移民数がまたもや最高記録を達し、インドからの学生および、オーストラリアから帰国するキウイがその数に最も貢献した。9月30日までの一年間で、ニュージーランドは45,400人の移民数を獲得しており、Statistics New Zealandによると、過去最高上昇数だそうだ。インドからの移民数が同一年間で60パーセント上昇の10,287人となり、中国を抜いて長期間到着者数におけるトップ3となった。オーストラリアがトップ1を維持しており、25パーセントの上昇で22,596人となったが、これには帰国するキウイの数も多く含まれている。
UKは3.4パーセント減少したが、トップ2の13,686人であった。
4) Parliament security tightened after Canada Shooting(10月23日)
カナダの首都オタワの国会議事堂で起こった銃撃事件によって、ニュージーランドの国会議事堂でもアクセスの制限が行われることになった。テロリストとして要注意リストに載っていたその加害者は、カナダ現地時間の水曜日、兵士一人を殺し、射殺されるまで議会でのテロを試みた。ウェリントンではその事件を受け、国会議事堂の入り口を2つに絞る対策を取っている。
5) Fletcher wants to triple NZ home building(10月24日)
住宅市場の強い需要に応え、Fletcher Buildingは特にオークランドおよびクライストチャーチにおいてその住宅建設量を3倍に増やす計画を立てている。同社は歴史的に毎年約300戸の住宅を建設し販売しているが、現在の目標は年間1000戸以上だという。「この目標を達成するためには、我々の土地における投資を増加することが不可欠で、ここ数年間でその成功を成し遂げてきた。」とチーフエグゼクティブのMark Adamson氏は述べた。また同時に、国営住宅の品質を改善するために政府とのパートナーシップも追求していくとのことである。
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