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  • Tony Liu

照明器具の選び方 ニュージーランド 建築会社 ジャパンホームズ


中古住宅を購入された日本人の施主から全面改築工事の依頼がありました。

照明について施主の要望は明るい蛍光灯を、しかも調光器付でとの事でした。

ニュージーランドの家の照明は白熱球のダウンライトが一般的です。将来、この家を売却する可能性を配慮しながら且つ施主の満足する照明計画を行う必要があります。

まず照明計画をするにあたって基本の白熱球と蛍光灯の特徴を知るのは重要です。

蛍光灯の特徴

・長い寿命で点灯可能時間は約6000-10000時間

・物が実際より青白く見える。

・電球は白熱球に比べて高いが電気代は白熱球より安い

・点灯1回毎に約1時間程度の寿命が縮まるので頻繁にオンオフは不向き  

・周りの温度と共にジワジワと明るくなるので調光には不向き

白熱球の特徴

・点灯可能時間は約100-1000時間と蛍光灯と比べて短い。

・暖色系の光

・電球が安価

・点灯が容易で調光できる

各部屋の照明計画

玄関

玄関の雰囲気は家全体の雰囲気を決めてしまうほどの重要ポイント

内玄関にシャンデリアやペンダントライトを配置したり絵画や置物にスポットライトを当てると雰囲気が出る。玄関から見た奥のほうに絵画や物を置き間接照明で照らすと家の奥行きを広く見せることが出来る。

提案

基本はダウンライトで白熱球または電球色の蛍光灯を配置し、玄関奥に角度が調整できるダウンライトもしくはスポットライトを配置する。



リビングルーム

多目的ルームとしてさまざまな用途に使える汎用性が大切で照明のポイントはくつろぎの空間を演出すること。暖炉の火の様な赤っぽい照度の低い光が適している。

・シャンデリア照明の小技

 シャンデリアの様なメインの光源が必要でリラックス空間なので無機質な白っぽ い蛍光灯でなく電球色(型番L)の蛍光灯を使う。

・空間を広く見せる小技

 部屋全体を広く見せると落ち着くので部屋の隅に明るめの間接照明を置く。

提案

メインは電球色の蛍光灯で周りに調光機付白熱球のダウンライトを配置し部屋の四隅に間接照明を配置する。


ダイニング・キッチン

キッチンは作業全体をしっかりと照らす十分な明るさが必要な場所なので流しの上に直管蛍光灯を配置する。ガス台には食べ物の色を正確に映し出す白熱電球や電球型蛍光灯を利用する。ダイニングルームの照明のポイントは食事をおいしく見せる演出なので暖色系の色、つまり電球色系統の色が好ましい。ペンダントライトの様なテーブルの中央真上から照らす照明器具を利用すると良い。

提案

流しの上に直管蛍光灯をテーブルの上に電球色のペンダントライトをカウンター上部には電球色のダウンライトを配置する。



寝室

夜眠る場所が基本になるので落ち着く色のランプを。メイン照明のシーリングライトを電球色(型番L)の蛍光灯を使うと良い。ただ寝室と書斎が一緒の場合、電球色では集中して仕事が出来にくいのでシーリングライトに昼白色(型番N)昼光色(型番D)を利用する。寝る30分前にはシーリングライトを消してダウンライトや間接照明の明かりに切り替えると体がリラックスモードになる。

提案

中央のシーリングライトに蛍光灯の昼光色を使い、周りのダウンライトには電球型蛍光灯(電球色)を配置する。


浴室(洗面脱衣室)

お風呂の使い方によりベストが異なるが一般的には落ち着きのある空間を望む。

朝風呂の利用が多い場合は昼白色や昼光色の蛍光灯を、夜ゆっくりお風呂に浸かってリラックスしたい場合は白熱電球や電球色の蛍光灯が好ましい。

提案

中央のダウンライトに白熱電球または電球色の蛍光灯を、洗面台の上部にブラケットライトを配置する。



提案のまとめ

日本人施主の好む蛍光灯を部屋の中心に配置し、且つ将来の売却を配慮しダウンライトも配置する。白熱電球用ソケットに直接装着できる電球形蛍光灯を多く利用することで蛍光灯を望む日本人施主の要望も満たすことができる。調光機は蛍光灯には不向きなのでリビングのダウンライトのみ調光機付の白熱球を勧める。

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ニュージーランド 日本人 建築会社 ジャパンホームズ 代表 岡部 雅彦

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