親が反対しても子供はやる PHP出版 大前研一 著
安定した自分の支えになるような家庭を作るためには、時間の投資をしなければダメです。
よく考えて時間を費やし、自分の理想と思う家庭を作りあげる。
それは、自分の事業の1つです。自分に課せられた1つのチャレンジです。
本書文頭より
「答えのない時代に」における親の役割とは
先生に教えてもらったことだけでは、勝負ができない時代。そのために、親自らが、古い価値観を変革する。
子供の勇気を後押しする事をしよう。勇気を出して、新しいことに踏み出す。
親が色々と線路をひくのではなく、自分で考え、自分で選択し、自分で軌道修正できるように
小さい頃からクセにさせる。
「世界で勝負できる人間」を常に意識する。子供が大人になる頃には今とは比較にならないくらい
世界同一化が進んでいるので、一国でだけ通用するような、技術や知識だけでなく、
幅広い、文化、知識、技術、などを修得させてあとは、それを活用できる勇気や判断力を
実際の経験より学んでもらう場をつくる。
いくらどんな良いことを言っても、子供はやりたくない事はしないし、やりたいことはやる。
気に入ったトピックを出します。
P29 愛情は時間ではかれる。
妻や子供をいくら大切に思ってもいても家に帰るのは、いつもみんなが寝ているときというのではダメ。
自分の時間をどのくらい家族のために割けるかが愛情の基本。
口では、いくらでも言える。実際に行動した時間がとくに子供に大切。
P53 暗記するほど馬鹿になる
これまでは僕たちは、できるだけ多くのことを暗記しようと一生懸命にやってきた。
でも、コンピューターが得意なことを、人間が競ってやるのは無駄なことだ。
指いつで、大量の情報を一瞬で得られる時代にただの暗記はあまり意味がない。
それよりも、PCで検索できない生きた情報、大量の情報を分りやすく説明できる
能力等を磨いたほうがはるかに良い。
P61 勉強するならゲームをやれ
僕は息子たちに
「勉強するくらいならゲームをやれ」と言います。
ゲームは学校で学べない実践的な思考パターンを提示してくれるからです。
シューティングゲームなど単純ゲームはあまり、お勧めではないですが、
ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーなど、中でもシムシティーは自分で待ち造りをしていく
というゲームで、色々な実生活にでてくるような難問をクリアして良い町を造りあげていくという
ゲームでお勧め。
そして、親がゲームをやれというと、子供はやらなくなるそうです。
やはり、反対されると、燃えるというシステムが動くのでしょう。
P104 子供の将来を定食メニューで考えない
だいたい、夫婦喧嘩の半分以上は子供のこと
親子喧嘩の原因の9割以上は、学校のこと、成績のこと
子供将来は、子供が決める。親が決めたメニューで考えない。
親がいくら反対しても子供はやる。
P130 リーダーシップが取れない日本の若者たち
中国や韓国などのアジアの友人と遊んだあとで、1人ずつ15分間のスピーチをしなさいと
いわれたら、日本人の若者はしり込みせずにできるだろうか?
世界の若者と日本の若者が決定的に劣っている店は、リーダーシップを取る能力でしょう。
原因は学校で自由に質問できる雰囲気がない。
そして、NGOの活動なども条件闘争などになり、本気でボランティアを
しようとする人が育ちづらい環境である。
P150 後悔しない生き方
やりたいと思ったことは、全て書き出して、全てやりましょう。
それ以外に後悔しな生き方はないでしょう。
とくに親が生きている間にたくさんのことをする。
P170 全ての出発点は家庭である
自分が納得できる家庭を作れなかったら、まず、夫婦の最初の事業に失敗したことになります。
たとえ会社で出世したとしても、根無し草というか、あまり意味がないのではないでしょうか?
それぞれ1回しかない人生を2人が一緒になって、家庭をつくりあげていくこれは、1度きりのチャンス。
やはり、家族みんなが気持ちのいい成果をだしたい。
P178 お袋の悪口は親父が許さない
家族のメンバーにはそれぞれ、特徴がある。欠点を批判するのではなく、おたがいの特徴を評価して
認め合うようにしないと、家庭のバランスは取れない。
国際結婚である著者の母親を日本語ができないことで子供が批判するのはある種のいじめ。
絶対にダメ。
それでも、お母さんに愚痴をいう子供に対して、著者が言った台詞
「自分のお母さんにそんなことを言ってもしょうがない。そこまでお母さんに期待するな。
お母さんは自分自身で素晴らしい世界をつくっている。そこを見てあげないといけない。
自分たちの視点から見て、お母さんのいたらないところをああでもない、こうでもないというのは
不公平だ。君たちにできないことでも、お母さんにできることはいっぱいある。」
以上。
まとめ>>
12歳、6歳、4歳という子供を持っていますが、今が非常に大切な時期。
この本で指摘されているするべきではない行動を良くやっていると反省しまくりです。。。
自分、そして、奥さんとも自称あまり恵まれた家庭では育っていないので、
「この家庭で育って本当に良かったとみんなが言える家庭」つくれるようにします。
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ニュージーランド 日本人 建築会社 ジャパンホームズ 代表 岡部 雅彦
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