賢いビルダー選び
プロジェクトを進めるにあたり、大切なポジションを担うビルダーを選ぶことは最重要事項と
いっても過言ではないでしょう。そのために、今までのビルダー経験、とくにプロジェクトを行う
予定の経験があるかどうかは非常に大切になります。
あまり選ばないほうがいいビルダーの基準チェックリスト
工事品質が粗悪
時間厳守(待ち合わせなど)でない。
工事の追加変更が上手くオーナーと相談されない。
オーナーの申し出を聞き入れない。
電話をしても、出ないし、折り返してくれない、
今までの工事で遅れがあったなどを調べる。
当然のことですが、選ぶ際には、
ビルダー能力
正直、時間厳守
建築業界の知識と経験
人格
建築完成のゴールまで時間と予算内でこなすという意思
>ビルダー選びの条項
もし、入札を行っていれば、もっとも安いところを自動的に選ばず、色々な切り口で
検証しましょう。
価格)
安い価格で仕事をとり、工事が始まってしまうと、そのビルダーとは一心同体ということに
なります。いままでの経験状からも値段や見積り獲得までのパフォーマンスは非常に上手すぎる
業者は気をつけられたほうが良いでしょう。工事が始まってから、色々と難癖をつけてきて、
オーナー側は正直、ビルダーの追加工事等を飲まざる終えません。
工事を完了してくれれば、まだ、良いほうですが、途中で逃げられたということは、ニュージーランドでは残念ながら多く起こっています。
施工例をみせてもらう>
資格を確認>
評判をを確認>
ライセンス>
2012年の3月よりLBP(=licensed building practitioner)
の資格がないとビルディングコンセントがからむ仕事はできません。
ビルダー協会などの在籍を確認>
New Zealand Certified Builders Association (CBANZ)
Registered Master Builders Federation (RMBF).
上記などのメンバーであるかはまた大切です。
協会で色々な保証をしてくれる場合もあります。
保障を確認>
どのような、保障があるのかをしっかりと書面で確認する。
とくに、水がらみ、外壁周り、屋根周りの保障は大切。
最後に会話をすること>
上記を色々と確認してから、じっくりと話し合いがもてれば、できるだけじっくりとお話をしましょう。
特に、工事をすることはもちろんですが、プロジェクトをすすめるにあたり、
その人の人格も非常に重要な要素になります。しかっりと見極めてください。
第3者意見>>
それでも、判断が難しい場合はまったく独立した、第3者にお金を払って意見を聞きましょう。
通常、QS(=quantity surveyor )、設計士、他の、ビルダーになると思います。
ビルダーはどこで探す>
ニュージーランドでは、設計士がよく紹介するビルダーたちがいますので、その中から選ぶこともできます。
そして、施工法やグレードによって、どのビルダーがいいなども紹介をもらえることが多いです。
もし、自分でビルダーを探す場合は、やはり、評判を重要視されたほうが良いと思います。
そして、もし、設計の早い段階でビルダーを選ぶことができれば、ストラクチャー(構造)
最終の使う材料、などの他の施工法の提案や経費削減、などを実現場からの生きた情報を
提案できることが多いと思います。設計士の多くの方は、実現場での経験がないため、多くの方が
価格考慮の優先順位が低い場合がほとんどです。そのため、最終的に価格の高騰を防いだり、
設計自体が間違えている場合も多く、それを防ぐためにも、もし可能であれば、
ビルダーを早い段階で入れたほうがいいでしょう。
評判は、友人、知人、不動産業者、その他、ハウス業者などからも入手できるでしょう。
その他、先ほど出てきた
LBP(=licensed building practitioner)
New Zealand Certified Builders Association (CBANZ)
Registered Master Builders Federation (RMBF).
上記のような、メンバーから選ぶのも良い方法でしょう。
パッケージハウス>
パッケージハウスというものがあります。日本の建て売り住宅になると思います。
これは、すでに、いくつもの種類があり、その中から選んでいくという方法です。
パッケージを選んだ場合は、通常ビルダーやサブコントラクターはついてきますが、
自分で選ぶことももちろん可能です。
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ニュージーランド 日本人 建築会社 ジャパンホームズ 代表 岡部 雅彦
新築、増築、改築、から不動産投資、ランドスケープまで住宅に関することは
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