19/12/2011 今週の現場
1、商業物件ビルディングコンセント認可
12月20日にようやく、ようやく3ヶ月近く待っていた商業物件のビルディングコンセントの許可が出ました。
デザイナーからは、すぐにでも出るような返事をもらっていたために、オーナーも現場サイドも
そのような対応をしていました。しかし、色々と問題を市役所側に指摘されて
最終的には長期にわたり認可を得る事ができませんでした。
通常、商業物件は構造的な部分の申請はなく、四角の建物の中に
デコレーションしていくというシンプルな方法で施工が行われますが、
今回に関しては、お店に既存の中2Fになる部分が存在しており、
市役所による構造上の確認作業が多く入る結果となりました。
また、検査的にGIBボード(壁板)をはがして、エンジニアによる検査も必要になりました。
物件契約時のアドバンテージとして
・中2Fがあること (ビーム・梁が必要)
・既存ダクトがあること (3Fより上の部分までダクト延長)
・レントが魅力的なこと
などが挙げられていましたが、最終的にはそれらの項目で現行法令に適した
基準に変更を求められ、その部分の支払いの義務をオーナー側かまたは、家主で
あるランドロードでされるのかが、ポイントになります。
21日より、本格的に作業が開始になりましたが、Foundation検査に市役所の
検査が必要だったり、スティールビームを入れるために検査が必要。
などなど、時間がかかる工程と年末というネックがあります。
市役所は12月25日より1月4日まで休みになる為に、限られた作業しか進められませんが、
オーナー様も長らく待っているために、検査が完了している部分のディナーエリア(お客様エリア)
は先に床、壁などを1月4日くらいまでに完了ができたらと考えています。
2、1年がかりでの学校工事CPU申請完了
最終の市役所の現場確認をファイナルインスペクションといいますが、
その後、通常はCCC(=Certificate of Code Compliance )の書類申請
にはいりますが、これは、通常で20日営業日が必要になります。
本来、その認可が下りるまでは、商業物件として不特定多数のお客様をビルディング内にいれて
商業活動をする事は、法律上(学校業、飲食業など分かれますが)認められていません。
また、厳密に各種、電気、水道、GAS,防災、防水などの免許の有無、保証の有無などを
確認いたします。
しかし、1日でも早く活動をされたい方のために、CPUというものがあります。
CPU(=Certificate of Public Use )これは、
上記のような、書類の確認が無く、確認の日数も5日程度で認可がおり、
「その建物内で営業をしても良い」というCCCが認可されるまで仮の営業許可証を
得ることは出来ます。
以外と料金が高く、ビルディングコンセント1件あたり、$290ドルの料金が必要になります。
今回は本来、6月に工事完了が様々なできごとがあり、
工事が半年間遅れて、こちらもようやくCPU(=Certificate of Public Use )
申請を12月23日に申請ができました。
発行予定日は年末休暇が入るために、1月11日と指定されました。
同時にCCC(=Certificate of Code Compliance )も申請しましたが、
学校のOPENが1月24日のために、不安を残せず、年を越せそうです。
>>>>>>>>
ニュージーランド 日本人 建築会社 ジャパンホームズ 代表 岡部 雅彦
新築、増築、改築、から不動産投資、ランドスケープまで住宅に関することは
お気軽にお尋ねくださいませ
Comentarios