セクション購入前のチェックリスト
チェックリストを使って自分自身でもできますし、もちろん弁護士、PROJECTMANAGER,
などに頼ることも可能です。
・Certficate of Title (名義) のコピーを取得
・convenants
easements
(上記は基本的にその場所のみに適用される決まり事項)を確認。
クロスリースや土地分割の際にとくに必要。
そのために、市役所はそこまで関与しないことがあり、ビルディングコンセント
を取得しても、近隣からクレームがくると工事が中止になることもあり。
・District Plan を確認
境界線、高さ制限、周辺の決まりなどが記載させています。
・Resourse Consent を確認する。
(通常のビルディングコンセントでカバーされない部分を規定しているのが
RC=Resourse Consentで家の高さや幅が法令より超過しても
RCで認められれば施工が可能になります。)
しかし、その場合最もネックになるのが、Neighbours Consent (=
近隣同意書)になると思います。いままでは、この段階でほとんどが頓挫します。
3年間でのニュージーランド人の傾向はあまり他人には寛容ではないといえるでしょう。
・LIM(Lnad Information Memorandum)を確認
その土地の色々な情報が載っています。
例えば、ZONINGどのような建物が建てることが可能か?
排水、給水なども通常載っています。
・もし、エンジニアが必要な場合は購入前にエンジニアの検査が必要
土地のSTABILITY(強度)がゆるい場所、湿地帯の近くなどや
傾斜地での建物は通常の平坦の家より、基礎をより強固にしなければなりません。
そのため、多くのPILEを4m以上入れ込んだり、多くのRetainingwall(=土留め壁)
などの追加工事をしなければならないため、概算でどのくらいの費用が
必要になってくるかは購入前に確認されるべきでしょう。
実際にパパクラエリアで3件の家を建てれるということで購入した方が実際は土地が緩いために
1件しかできなったという事例がありました。しかももちろん、基礎が強固なため多くの出費が出ました。
この方は、投資目的で購入していたために、残念な結果になりました。
・風がどのくらいの強さのエリアなのかを確認
通常LOW,MIDIUM,HIGHの3段階に分けられます。
風が強いエリアでは、もちろん住むにも不便でしょうし、建築のコストにも
かかわってきますために、必ず行いましょう。
・SURVEY情報確認
あまり出てきませんが、一応この情報があれば目を通しておきましょう。
・適性価格かどうかを判断する際には、VALUATIONを要請
住宅鑑定人にあたります。
もし、近隣の販売価格がまちまちで、本当に自分の家がいくらかを知りたいときには
必要でしょう。特に競売等では役に立ちます。
・Sales and Purchase Agreementをよく理解する。
売買契約書になります。もちろんのことですが、英語で書かれていますが、
他人に任せきりにせずに、じっくりと理解されることをお勧めします。
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ニュージーランド 日本人 建築会社 ジャパンホームズ 代表 岡部 雅彦
新築、増築、改築、から不動産投資、ランドスケープまで住宅に関することは
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