建築に携わるものとして、当たり前のことだがしていないこととしてエコ対策だと思う。
エコハウスの定義というものは、
住む人の健康
地球のこと、
将来のこと、
エネルギー問題
などなど色々と考える事がたくさんあるのに、いままで本格的にしていなかった。
クライストチャーチ支店展開でタイミングがいいこと、
また、クライストチャーチは寒いエリアのためにより、防寒のためにエネルギーを使う量が
多いことなどを考慮すると需要が多いと思われる。
エコハウスの浸透を一般市場へ目指すためには最も課題となるのが
「設備投資費用が高い」ということだろう。
実際にそれは否めないが、エコハウスの中にも色々なグレードがあり、
最低限のエコ設備というグレードから入っていくと
>1F平屋タイプの家で
$1800(m2)という費用が必要になってくる。
これからもっともハイグレードな設備にすると
$4000(m2)という価格になり、これにはよほどの余裕があるオーナーということになる。
ちなみに、一般住宅では$1500(m2)がニュージーランド平均的な価格となっており。
約2割増しの金額になる。
気になる、投資資金回収についてだが、スタンダードエコの場合
売却時には通常の家よりは高く売れることはを想定できる
また、電気代金などの減額がある。
そのために、おそらく、5-10年程度の間で投資資金は回収できると考えられる。
>標準的なエコハウスの特徴を見てみる。
1、150mmの太い壁(通常は90mm)の壁
壁が太いためにより暖かいし、耐震性も優れる。
2、ケミカル加工のものはなるべく使わない。
木材は天然防腐のためにケミカル防腐剤がいらないDOUGLAS Firを使用
ペイントは健康によく、化学性の匂いなどがないものを使用
断熱材はWOOL100%を使用
などがメインのエコを考えた建材である。
3、窓の詳細
窓、隙間、天井から室内の熱が逃げていくのが大きいがこれを防ぐために
窓を2重窓にすることが有益になってくる。(現在は建築基準でしなければならない。)
そして、窓と建物の隙間を含む全ての隙間をより遮断して密封性を高める。
窓の中でもっとも良いものはドイツ製が有名で密封性度がかなり高い窓になる。
4、家の向き
日本では当たり前だが、ニュージーランドでは機能性よりも外観重視の考えより
お風呂や選択質、倉庫が日当たりのよい場所にある間取りが多々ある。
言うまでもないがしっかりと太陽の方向に家を向かせる。これは、すべての地域でおなじという
事ではないので、さらに地域性によることも考慮する。
5、ひさしや地面の反射も考慮
夏は熱い太陽の光を入れないように、逆に冬はより太陽の熱を取り入れられるように
ひさしの角度や長さを調整したひさしを使用。
また、冬のために、より太陽熱をとりいれるために反射しやすいものを地面に施設
するなどの考慮も必要。
上記のことが主なスタンダードエコハウスの条件になると考えられる。
参考資料 WEB SITE
http://www.ebode.co.nz/index.html
>>>
ニュージーランド 日本人 建築会社 ジャパンホームズ 代表 岡部 雅彦
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