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地域性がよいエリア近くのまだ地域性が悪いエリアの物件調査

市場に出る前の希望価格が45万ドルの物件

「市場に出す前に、早く現金化したいという売り手の要望」

が不動産業者に入り、その情報が我々に入ってきた。

いつもどおりだが、そういう物件はスピードが勝負で

調査、検討を急いでしなければならない。

他の予定をずらし、そういう物件に時間を空けて現場視察を行った。

良い雰囲気の地域を車で走らせて、

いきなり雰囲気が少し変わったと思ったら該当物件の道路にでた。

袋小路になっている道ですべての物件は道路より高い場所にあり、

敷地も広く、景色や景観はよさそうだと思ったのが、最初の印象。

しかし、

該当物件を見て、少しがっかりしたのが、

近年では少し敬遠されているプラスター外壁だったからだ。

雨漏りをしている、していないにかかわらず、市場では結構敬遠される。

内部はもちろん、改装が必要だが、うまく綺麗にすれば

収益をあげられるような感じをもった。

こちら側の希望指値を設定するためにも、その足で、現地近隣の調査を行った。

比較物件のの内部まで観察はできなかったが。

かなりしっかりしたWeatherboard(木板の外壁)の綺麗な建物。

同ブロックにある家は皆

普通のWeatherboadの綺麗な家である。

近隣物件の前の道もこの辺りの幹線道路で、空気の流れが新鮮である。

該当物件は長期的に見て周囲の家々が変わってくれば閑静な

住宅地に変貌すると思われるが、

近隣物件と比較すると、近隣物件販売価格(平均50万ドル中盤)より大きく下回る。

と見るべきで再販価格は$50万ドル以下。

よって我々の購入価格は40万ドル前半という数字がでたために、

残念ながら、45万ドルという数字では、我々のビジネスに適さないという結果になった。

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