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気になる記事 1/7/2014

ヘッドライン翻訳(2014年7月1日)

1) 関税の停止により住宅価格の緩和が期待される

様々な建築資材に課せられる輸入関税が停止されたことにより、新規住宅のコストを$3500軽減する効果が期待されている。この停止は5月の予算案で発表され、本日から実施される。

住宅建設相のNick Smith氏によると、今後5年間はこの規制が続くという。

「関税停止に適応される建築資材は、平均的な新規住宅における資材コストの90%をカバーする。」と同氏は述べた。「屋根ふき材、金属被覆材、骨組み材、窓、ドア、絶縁体材、配管系統設備および電気部品といった資材を含んでいる。」

「これ一つで解決できる、というような解決策はない。様々な変更を組み合わせ一体となって、より値頃感のある住宅を創っていくということである。」とSmith氏は述べた。

2) 新規建築承諾数が減少

5月にニュージーランドで発行された物件建築承諾数は、アパートメント数が下落したことに伴い住宅建築承諾数の上昇を相殺し、結果として減少することとなった。

Statistics New Zealandによると、アパートメントを含めた物件承諾数は、4月の2,120件から、5月季節調節後の値として2,021件にまで下落した。反対にアパートメントを除く新規住宅への承諾数(季節調節後)は5月、4.6%上昇した。

最も大きな増加が見られたのはカンタベリーで、111件増加の605件となり、続いてオタゴでは42件増加の145件となった。

3) 1year WOFが本日から実施される

2000年以降に登録された年式車の所有者は、今後年に1度の車検で済むようになった。

今年の1月より、2004年から2008年の年式車は、半年ごとの車検から年間WOFへ切り替わっている。この変更により、安全性に妥協することなく人々が費やす時間と費用を削減することが可能となる、とTransport Agency acting manager for access and useのRobyn Elston氏は述べた。半年ごとのWOFは1930年代に導入されたもので、車両の安全性は以降飛躍的に改善されたからだと同氏はいう。

4) 世界で最も高額な都市

ニュージーランドでの不動産購入は決して安価ではないと思うのは正解である。しかし世界には「City of Sails」よりも更に高額な都市がいくつかある。以下がそのトップ7である。

1. Monaco

US$53,026 (NZ$60,892) per square metre.

モナコは世界で2番目に小さく、最も人口密度の高い国である。貧困率は世界で最も低く、一人当たりのミリオネアおよびビリオネア数が世界で最も高い。

2. London, United Kingdom

US$32,745 (NZ$37,602) per square metre.

3. Hong Kong, Hong Kong Island

US$20,660 (NZ$23,724) per square metre.

香港はロンドン・ニューヨークに次いで、世界で三番目に重要なインターナショナル金融中心部としてランクされている。香港ドルは世界で最もよく取引されている通貨の8番目に当たる。

4. Singapore

US$17,709 (NZ$20,336) per square metre.

シンガポールは世界で最も主要な商業ハブの一つであり、世界で4番目に大きな金融中心部で、最も盛んな湾岸地域のうちの一つでもある。また世界で3番目に一人当たりの収入額が高いが、同時に世界で最も収入の不均等さが高い国でもある。

5. Moscow, Russia

US$16,509 (NZ$18,958) per square metre.

Forbes 2013によると、モスクワはビリオネア住民の数が世界で最も高い都市である。

6. New York

US$15,284 (NZ$17,551) per square metre.

7. Geneva, Switzerland

US$15,265 (NZ$17,529) per square metre.

17. Sydney, Australia

シドニーは17位という結果となり、不動産価格はper square metre でUS$7626 (NZ$8757) である。.

24. Auckland, New Zealand

オークランドは24位とそれ程低い結果とはならず、per square metreの不動産価格はUS$5611 (NZ$6443) である。

5) ジェームズ・キャメロン氏がまたWairarapa 農業地を購入

ハリウッドの映画監督ジェームズ・キャメロン氏が更なる土地を購入したが、購入価格は明らかにされていない。キャメロン氏は「タイタニック」、「ターミネーター」、「アバター」といった映画を監督しており、昨年Wairarapaの1100ha以上の土地を購入している。現在合計で彼は1500ha以上の土地を所有している。

6) NZ: 不動産市場の透明性で世界第4位に

JLL’s biennial Global Real Estate Transparency report (Greti)によると、ニュージーランドは世界で「最も透明市の高い不動産市場」として4番目にランクインしたようだ。(102市場中)ニュージーランドは2004年にこの「最も透明性の高い市場」カテゴリーに登場した。「その後ニュージーランドはトップクラスにランクインされ続けており、その法的規制の実施、金融情報の開示、取引手続きの公平性、ハイ・クオリティな市場データへのアクセスやパフォーマンス基準などにより評価されている。」

Gretiが最初に発行されたのは1999年で、グローバルな商業不動産の透明性について調査された唯一の資料である。「このインデックスを通して、投資家や法人、そして小売業者が海外市場でオペレーションや取引、所有をするにあたって、問題を予想する際の手助けをすることができる」トップにランクインされたのはイギリスで、アメリカをわずかに上回る結果となり、オーストラリア、ニュージーランドおよびカナダがそれぞれ3番目、4番目、そして6番目にランクインされている。ボトム5にランクインされた国はエチオピア、モンゴル、ビルマ、セネガル、そしてリビアであった。

7) 魚が考えられていたよりも知的動物であることが判明

魚も感情がある。少なくともそれがオーストラリアから発表された新調査の結果である。それによると、感情がないとか、痛みを感じないということからかけ離れており、魚も人間と同じくらい、またはそれよりも高い原始的感覚があるということだ。ドクターBrown氏は、それ故他の動物と同じように、魚の幸福に対しても考慮がなされるべきであり、感覚があるものとして扱われるべきであると述べた。 硬骨魚を用いて行われた調査で明らかになったことは、彼らにも良い記憶力があり、複雑な社会コミュニティで暮らし、個々を区別しお互いから学び、文化的な慣習を発展させることができるということである。魚に見られる精神的な複雑性のレベルは、その他多くの脊椎動物に見られるものに相当し、それにより、魚も人間と同様に痛みを感じるものであるという証拠が信憑性を増してきている。


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