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2013年のニュージーランド経済の見通し

ニュージーランドに10年いて、昨日知った事実だが、

12月中旬から、1月中旬にかけて

約1ヶ月の間、CITYに到着する各駅停車の電車が年末休み。

また、大きなTV局もニュースなどは基本的に取り扱わずに

映画や漫画などを流しているという話を聞いた。

余裕からなのか、改めて

「ニュージーランドはいい意味でも、悪い意味でもすごいな」

と思ってしまった。

400万人しかいない小さな国だが、日本に対しても

去年後半より、ニュージーランドドル高が継続されている。

各方面での予測発表

<ニュージーランド経済研究所の発表>

2012年11月28日発表した四半期予測では、経済は回復しているが、ペースは遅く、

今後2~3年はこの状況が続くとみている。

同研究所は今後2,3年の平均成長率を2.5%とみている。

<カンタベリーの復興がGDPを押し上げる>

カンタベリー地域の復興、再建コストには、住宅用が140億ドル、

商業用が130億ドル、インフラストラクチャーが30億NZドルと予測されている。

クライストチャーチ復興計画も2012年7月に計画されているが、

資金はどこから集めるのかというのが最大の難問になっている。

また、カンタベリー地域への投資を増やすと、形状収支の赤字は2017年3月までに

GDPの6.5%に膨らむと予測されている。

<財政計画は予定通り実行>

イングリッシュ財務相が発表。

政府が2012年5月に発表した、成長と雇用を促し、財政を黒字化するという経済計画は

順調に進んでいるととのこと。

1)経常収支の黒字回復

2)ミクロ経済的経済の改革

3)よりよい公共サービス

4)カンタベリー復興支援

<第1次産業>

ドル高の影響で基幹産業で2012年

第1次産業は天候などに恵まれて、生産が順調だが

欧州の経済の停滞やドル高の影響で農家の収入は減っている。

第1次産業省の2012年12月12日発表の2012年度の発表では、

前年比、292億ドルより5%減の275億ドルを予測している。

<政策金利>

政策金利の政府キャッシュレートは2.5%に据え置き

背景にはクライストチャーチ復興を促すため、

インフレ率が1%台に留まっているためなどがある。

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