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ミツバチが地上から消える日 浅井隆 著 第2海援隊

ミツバチが地上から消える日 浅井隆 著 第2海援隊

ミツバチの広範囲な働き、そして、ミツバチの存在がなければ我々の文明が

滅びることに警鐘を鳴らしている本でした。

「世界は人間なしで始まった。そして人間なしで終わるだろう。」

レヴィストローク (フランス文化人類学者)

1、兆候

世界的なミツバチの消滅、そして、自然大災害を検証する。

「ミツバチが他の動物より尊敬されるのは、勤勉であるからにあらず、

他の物のために働くからなり。」(古代ギリシャの司教 クリソストムス 説話より )

世界規模の数々の怪奇現象を徹底的に取り上げる。

こうしてみると、本当に世界各国で問題があるのがわかるし、自然が悲鳴を上げている。

2、ミツバチと人との関係

アリの共和国とミツバチの王国に学ぶが良い。

アリは富のすべてを共同に分け合い、政府はなくとも混乱を知らない。

ミツバチは君主の支配はあっても、常に個々に富と財産を保持する。

イギリス詩人、アレキサンダーポープ著 「人間論」より

この1言で完了するのではないかと思うくらい、この第2章を言い表している文章である。

人間社会とは別の仕組みである。そして、ミツバチはさらに多くの恩恵を人間に

提供してくれている。

人間の食卓に出ている料理のほとんどの植物の受粉

ミツバチなくして安定した、収穫はできない。

蜂蜜

ローヤルゼリー

プロポリス

ろうそくの材料

3、なぜミツバチは消えたのか?

「どんなものでも、自然という造物主の手から出るときは善であり、

 人間の手に渡ってからは悪となる。」

ルソー 教育学の古典的名著 (エミール)より

容疑者を検証

巣に巣くうダニ、ウイルス、遺伝子組み換え、電磁波、気候変動、ストレス、農薬

などたくさんの容疑者がいるが、これだという確証はもたれていない。

4、文明消失の謎

「人間にもっとも多くの災いをもたらすのは、人間である。」

大プリニウス(古代ローマ時代の博物誌家)

エジプト文明

イースター島の文明

メソポタミア

マヤ文明などの多くの文明消失の共通点を検証。

現代でも環境破壊大国 「中国」

大気汚染、河川汚染、などの様々な公害を撒き散らしているが、

政府側が対応していない。。。。

ニュージーランドでの中国人をみていると、わかる気がします。。。

マヤ文明消失の5つの要素

1、入手可能な資源の量が、人口増加の速度に追いつかなくなった。

2、森林破壊と丘陵地の侵食が及ぼす影響で農地が十分に活用できなかった。

3、しだいに減少する資源により、民族闘争が激しくなった。

4、気候変動による旱魃のための不作時期

5、上記の様々な問題がマヤ文明を蝕んでいたのは明らかなのに、王国、貴族は何もしなかった。

これらの貴重で簡潔な事柄を素直に現代社会へ置き換えてみて、

我々の無知な行動をできるかぎりとめてイカナケレバならない。

そうでないと、歴史が証明しているように現代文明が消滅するだろう。

>マヤの予言

マヤ文明の暦は256年周期。

そして、カレンダーは2012年12月21日で終わる。その時に世界は終わらず、

世界を動かしている、基盤が変わるという暗示をしているそうだ。

マヤ民族の末裔談。


>>>>>>>>

ニュージーランド 日本人 建築会社 ジャパンホームズ 代表 岡部 雅彦

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